城根市、加えて一帯の土地の総鎮守である神社。
城根神社は元々は別の名称だったのだが、
明治初期の神仏分離令などによってその名称を変更したのだという。
その時にお城の根元に神社が位置する為にこの名前になった。
また、神社のある方角がお城から見て鬼門の方角だったため、
非常に待遇されたともいう。
ご祭神は、神話では武神が地上を平定する際に道案内を行ったという。
武神は平定後は自らの拠点に帰っていったが、
道案内を行ったこの神様だけこの地に留まって鎮座した。
そこでこの神様は地元の民に製塩の方法を教え、
そのときに使った竃を神宝としてに残したと伝えられている。
その神社の性格からか、志帆は神塩によるお祓いを中心として、
お祓いの力に特化しているようだ。
ちなみに、城の根元にあるこの神社の隣には
80年位前に志帆達が通っている学校が建設された。
そのため、志帆はほんの数分で登校することができる。
このことで麻美からは羨まれている。